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故郷で世界に生きる

  • タンブンー徳を積む 

    タイで見つけた宝  10月8日、高知工科大学で、小さな国際交流の会が開かれた。タイ王国の元外務大臣、クラサエ博士の講演会で、テーマは「グローバル化時代の光と影―…続きを読む

  • ラマダーンは楽し

    浄化される尊い月  夏がすっかり去ったある夜、バングラデシュから来ている留学生数名と土佐山田駅前の寿司屋で一緒に食事をした。新しく博士課程後期に入学したビマルさ…続きを読む

  • 中秋節への想い

    家族団欒を楽しむ日  9月はじめ、私は中国東北地方の出張に出かけた。前半は岡村甫学長や王碩玉先生ら総勢4人だったが、後半は任向実先生との2人旅だった。   15…続きを読む

  • 東洋の衣を纏う

    多様性と自由を象徴  今年6月、高知に移って間もない頃、前の仕事でお世話になった高石道明先生より「信濃の国から」と題するメイルを頂いた。 「昼のテレビで愛知万博…続きを読む

  • アフリカの果てに散ったある企業戦士⑦

    友衛16歳の使命  1999年10月25日、幸衛の葬儀・告別式が東京信濃町の千日谷会堂で、日商岩井の社葬にて執り行われ、引き続きキャピタル東急ホテルで「偲ぶ会」…続きを読む

  • アフリカの果てに散ったある企業戦士⑥

    皇国の興廃この一戦に  高知の家のパソコンを開けてみると、数は少なかったが、幸衛から両親に宛てたeメールが何通か入っていた。  父や兄・姉はある意味では理想を語…続きを読む

  • アフリカの果てに散ったある企業戦士⑤

    大家族の安らぎ  10月14日、私達は幸衛の遺骨を抱いて帰国の途についた。 「私達」というのは佳子さん、友衛君、佳子さんのご両親、そして武澄と私のことである。 …続きを読む

  • アフリカの果てに散ったある企業戦士④

    満開のジャカランダ  翌日、一日だけ暇をもらって、プレトリアを訪れた。遠縁にあたる畠中篤大使(安芸市出身、現在JICA・国際協力機構副理事長)が迎えの車を出して…続きを読む

  • アフリカの果てに散ったある企業戦士③

    美しい別れの朝  広々とした丘を見下ろす幸衛の家のリビングルームのテーブルの上には紫色の風呂敷が敷いてあり、その上に幸衛の写真数葉と彼が好きだったウィスキーが置…続きを読む

  • アフリカの果てに散ったある企業戦士②

    アジア人としての目覚め  東京からヨハネスブルグまでの飛行は長くもあり、短くも感じられた。弟の死がまだ「現実」となっていなかった私達は、時々そのことを忘れたかの…続きを読む