Mikiko Talks on Malaysia
-
イスラームスケッチ(12)― ハッサン家のオープンハウス
ハリラヤ・オープンハウスは「イスラーム」の文化なのか、「マレーシア特有」の文化なのかはよく知らないが、マレーシア人が誇りとしている文化で、断食明け後延々一ヵ月…続きを読む
-
イスラームスケッチ(10)― 宗教・文化・政治の混在
ハリラヤ初日、三年ぶりに首相のオープンハウスに行った。前回は首相公邸がクアラルンプール市内にあり、我が家からも車で20分位で行けたのだが、今回は50キロ近く離…続きを読む
-
イスラームスケッチ(9) ― 首相のハリラヤ・オープンハウス
今日は待ちに待ったハリラヤ、断食明けである。ムスリムたちにとって「勝利」の日、身も心も清められて、新しい月「シャワル」を迎えた。テレビからは「アッラー・アクバ…続きを読む
-
イスラームスケッチ(8) ― かぶる? かぶらない?
日本語版『コーラン』の翻訳者井筒俊彦氏は「解説」の中で次のように述べている。 「(イスラーム教の)一番の根元は『コーラン』というただ一冊の書物にある。そして…続きを読む
-
イスラームスケッチ(7) ― 忌み嫌われる豚
前回、『コーラン』の第2章181節で「アッラーは汝らになるたけ楽なことを要求なさる。無理を求めはなさらない」と読んだ。もう少し読み進めてみよう。 第2章 牝牛…続きを読む
-
イスラームスケッチ(6) ― 牛を生贄にする犠牲祭―もう一つのハリラヤ
今日はまず、『コーラン』の中の断食にふれた部分をご紹介しよう。 第2章 牝牛 179節 これ信者の者よ、断食も汝らの守らなければならぬ規律であるぞ、汝らより前…続きを読む
-
イスラームスケッチ(5) ― 一生に一度のメッカ巡礼
昨日古い日記帳をめくっていたら、コーランの一節を書き留めたメモが出てきた。 安部治夫『聖クルアーン』(谷沢書房)より、とある。この部分も昨日紹介した第6章に出…続きを読む
-
イスラームスケッチ(4) ―コーランを詠ずる
ラマダーンもやっと三分の二が過ぎた。私も休み休みではあるが断食をしている。一日の断食は考えるほど難しくない。しかし、それを一ヵ月「つづける」ことが大変なのだ。…続きを読む
-
イスラームスケッチ(3) ― イスラームの時計 ― 1日5回の祈り
今日は断食5日目である。ムスレムの一日の生活を描いたコラムを再掲する。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 再掲 イスラームの時計 2000年3…続きを読む