母のレシピ㊹ 青椒肉絲(Shredded beef with green pepper)
❤ 日曜市の朝どれピーマン
トマト、なす、ピーマンなどの夏野菜が美味しい季節となりました。今日はピーマンが主役の青椒肉絲を作ります。母のレシピのほか、陳建一*のレシピも参考にしました。
*2023年に67歳で逝去、父は「日本における四川料理の父」と呼ばれた陳建民、息子の建太郎も活躍中で、3代にわたる中国料理人一家。
材料
- 牛肉 180g
- 筍 70g
- ピーマン 3個
- 葱 1/2
- 塩 少々
- 酒 小さじ1
- 胡椒 少々
- 卵白 1/2個
- 片栗粉 大さじ1/2
- 水 大さじ1
- 醤油 大さじ1 1/2
- 酒 大さじ 1
- 砂糖 少々
- 片栗粉 小さじ 1
- スープ 大さじ3
- 胡椒 少々
- (オイスターソース、好みで)
A.肉下味付A
B.混合調味料
作り方
- 肉は塊を買うとよい。(上等の霜降りより赤身の肉がよい)
肉は繊維にそって細切りにし、Aの下味をつけ、ねかしておく。 - 筍、ピーマンは肉と同じサイズの線切り、葱は1センチのぶつきり。
- たっぷりの油を温め(熱し過ぎてはいけない)筍、肉、ピーマンの順に入れて包油して網にあげる。肉は固まるので手早く箸でかきまぜる。
- 鍋をよく焼き、少量の油を入れ、先ず葱を入れて香りをだす。包油した材料を入れ、Bの調味料を加えてかき回して(すぐには混ぜない)、出来上がり。
=陳レシピ
材料
- もも肉(塊)150g
- 筍 60g
- ピーマン 90g
- 葱 少々
A.肉下味付け
- 塩 小さじ1/3
- 酒 大さじ1
- 胡椒 少々
- 卵 1個
- 片栗粉 大さじ3
- サラダ油 大さじ1
- 醤油 大さじ2 1/2
- 砂糖 小さじ1
- オイスターソース 小さじ1
- 酒 大さじ
- スープ 大さじ3
- 胡椒 少々
- 片栗粉 大さじ1
B.混合調味料
★牛肉の下味のつけ方
牛肉をボールに入れ、下味調味料を加え、馴染ませるようによく揉む。肉が柔らかくなったら卵を2~3回に分けて加え、軽くたたみ込むように馴染ませる。片栗粉を絡ませサラダ油を加えてまとめておく。
★炒め方
フライパンでまず筍を炒め、油が馴染んできたらピーマンを加え、6~7分火が通ったら皿にとる。肉を中火でほぐしながら炒め火が通ったら皿に取る。弱火で葱(みじん切り)を炒め、香りが立ったら、肉と野菜を合わせ調味料を加え、フツフツと湧き上がってきたら大きく混ぜ合わせる。
ポイント
肉、筍、ピーマンの割合は味と3色の色合いを考え、お好みで。(私は肉は少なめでよい)母のレシピの「包油」は面倒なので、陳レシピのようにフライパンで作るのもよい。


彩り豊かな夏野菜!
今日は美味しくなったピーマンを使って、青椒肉絲を作ります!

お店の青椒肉絲。

私の青椒肉絲。
「お店に負けて、たまるか!」と私。「もうひと工夫ですねぇ・・・」と誰かさん。
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