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Mikiko Talks on Malaysia

  • 日本列島を覆う桜と茶髪

     あゝ、うるわしの日本  私は今、郷里の高知にいる。居間の簾越しに名残の桜がひらひらと散ってゆき、新緑が萌え始めて春の息吹を感じさせる。突然踊り出てくる白いモン…続きを読む

  • アリフィン・ベイ先生のメッカ巡礼

     今ごろ、ベイ先生はメッカだろうか。あの誰もが白い服装の、気の遠くなるような大勢の巡礼参加者のなかにベイ先生も混じっておられるのだろうか。  ハリラヤ・ハジ(巡…続きを読む

  • イスラームの時計

     中国正月が15日目のチャップゴーメー(元宵節、今年は2月19日)で終わると、「赤」が散っていき、耳を澄ますと再びイスラームの心拍が聞こえてくる。  一日5回の…続きを読む

  • 熱帯のフルーツたち(3)

     * パパイヤ-フツーのくだもの  マレーシアで最も一般的なくだものは、バナナを除けば、パパイヤかもしれない。マレー語で「betik」という。安くて、1年中出回…続きを読む

  • 熱帯のフルーツたち(番外編)

     「熱帯のフルーツたち」のコラムを書いているさなか、私は偶然にも、松延さんのサイトを知り、そこで「果物歳時記」というページに出会いました。  マレーシアの果物を…続きを読む

  • 熱帯のフルーツたち(2)

     *ココナッツ-大地の乳  マレー語で「Kelapa」というこのくだもの(植物)は日本語で二つの名を持つ。「椰子」と「ココナッツ」。つまり、ココヤシという種類の…続きを読む

  • 熱帯のフルーツたち(1)

     「あなたが一番好きな日本のくだものは何ですか」と聞かれたら、私は迷わず「イチゴです!」と答えるだろう。  寒い冬が終わって、春になると店先に出回った、あの目に…続きを読む

  • 小さな国の大きな包容力-旅人が感じたマレーシア

     公開して半年あまり、お陰様で当ホームページもアクセス15000を突破しました。今日は読者の方からいただいたメールの中から3通を選んでお届けしたいと思います。こ…続きを読む

  • Pak Lingの涙(続)-マレーシア華人の愛国心

     昨年の中国正月、初めてマレーシア華人協会(MCA)のオープン・ハウスに行った。ホストは1986年より会長を務めるリン運輸大臣である。 クアラルンプールの中心部…続きを読む

  • Pak Ling (リンおじさん)の涙

     Pak Ling -リンおじさん(いや、リン兄さんと呼ぶべきか)。坂本九と菅原洋一を足して2で割ったような、見るからに「福」をもたらしてくれそうな、大柄でふく…続きを読む