母のレシピ㊶ 春巻き(Spring roll)
雨水(睦月10日)
地球儀のあちこちが赤に染まる季節。
今年の旧暦正月/中国の春節は2月10日だった。日本でも春節のニュースは年々増加しており、広く知られるようなった。9日の大晦日には東京タワーで春節を祝う点灯式が行われ(2019年から始まったそうだ)、岸田首相も祝辞を贈ったという。中国のメディアでも報道されたが、グローバル化時代に相応しいパフォーマンスだと思った。
旧正月の祝いは中国本土ばかりでなく、台湾、朝鮮半島、ベトナムなど東南アジア、世界中の華人社会で盛大に行われている。日本も明治6年(1873年)、新暦が採用されるまでは旧暦で正月を祝っていた。旧正月―その広がりと歴史に、毎年想いを馳せている。
春節はまだたけなわで、2月25日(旧暦1月15日)の元宵節まで続く。
今年は餃子の代わりに春巻きを作って、マイ春節を祝った。この季節、野で春の七草?を採って皮にくるんだことからこの名がついたらしい。
春巻きは点心の一つ。お酒のつまみ、おやつとしても美味しい。具材をいろいろ変えて楽しんでください。
材料
- 皮 10枚
- 豚肉 100g
- もやし 1袋
- 椎茸 3枚
- 筍 70g
- ピーマン 2個
- 塩、胡椒
- 砂糖 少々
- 醤油、酒 少々
- 水溶き片栗粉
- ごま油
調味料
作り方
- 肉、野菜はすべて線切りにする。
- 鍋に油大さじ2を入れ、焼けてから肉を入れ、ほとんど火が通った時に、酒を落とし臭みをとる。
- 椎茸、筍、ピーマン、もやしと順次固い物から入れて炒め、味付けをしてとろみをつけ、ごま油で仕上げる。
- 皿に広げてさまし10等分する。
- 皮に中身を入れ、包んで水溶き小麦粉で閉じる。
- 低い温度でゆっくり、2度揚げする。
- お好みで、醤油、酢、からしをつけて食べる。
追記
★えび、筍、椎茸、春雨の具材も美味である。(甜麺醤をつけて食べてもよい)
★皮に包んで冷凍可能(解凍せず、冷凍のままゆっくり揚げる)
中身は豚肉&野菜。 菜の花を飾りました
中身はエビ&春雨。好みで酢、醤油、からし又は甜麺醤をつけて
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