晩秋から初冬へ移り変わる季節、ひんやりした空気に漂うバターと甘酸っぱいりんご、そしてシナモンの香り。その香りの中に沢山の懐かしい思い出がある。
 リンゴは紅玉を使いたい。 (久子)

 
材料 

    A パイ生地

  • 薄力粉      200g
  • 塩        小さじ1/2弱
  • バター      120g
  • 冷水       大さじ7~8
  • 卵黄       1個
  • 強力粉      打ち粉分
  • B 中身

  • りんご(果肉 ) 600g(中4,5個)
  • 砂糖       70~80g
  • シナモン     小さじ1/2強
  • バター      大さじ2
  • レモン汁     好みで、大さじ1/2くらい
  • C つやだし(はけでぬる)

  • 卵黄       1個

 
作り方

    A.パイ生地の用意

  1. レモンパイの「パイ生地の作り方」を参照してパイ生地を作る。材料の分量は2倍。
    パイ生地の作り方はこちらから
  2.  
    B.中身リンゴジヤムを作って冷やしておく。

  3. 紅玉がなければ他の種類でもよい。その場合レモン汁を入れる。皮をむき1センチ角に切る。
  4. 塩水でさっと洗う。
  5. 鍋にりんごと砂糖を入れ,始めは蓋をして中火にかける。汁が出てきたら蓋を取り水分を蒸発させる。半分は形がくずれない程度に煮て、シナモンとバターを加える。汁を片栗粉でとめる。
  6.  
    C. 三角のパイを作る

  7. パイ皮を1個30gに切り分け、一辺10cm位の四角を作る。13、4個できる。
  8. 中にりんごジャムを入れ、三角にしてふちを卵白または牛乳でぬらし、しっかりフォークでとめる。
  9. 黄卵に少々の水を加えて、はけで表面をぬる。(つや出し)
  10. ナイフで切れ目を入れ、空気抜きを作る。
  11. 200度で15~18分位こんがりと色よく焼き上げる。

 ポイント
 パイは焼きすぎたくらいが香ばしい。暖かいパイに泡立てた生クリームをかけると、一層美味しい。これこそホームメイドの醍醐味と言えようか。パイと中身さえ仕込んでおけば、急な来客にも間に合う。
 チーズを入れたら、チーズパイができる。(久子)



リンゴジャムにはレモン汁が少し入っています。

粉ふるいは60数年、お鍋は50数年使っています。

アツアツが美味しいです!

生クリームはもっとかけて!

アップルパイ&チーズパイ、クレソンサラダのランチ。アップルパイにはたっぷり生クリームを!(2022年)