年末の餅つき ―義父の道具を受け継いで
弟は高知に帰ってからこの10年間、毎年年末に「餅つき」を主催している。道具はすべて妻の父親から受け継いだ物であるが、この毎年恒例の行事は義父の供養の意味もある、と弟は言う。
最近は12月28日に行い、お餅がちょうどよい硬さになるのを待って、翌29日に食べる大きさに切って箱に詰め、県外にいる息子たちに宅配便で送っている。みかんを添えて。今年も孫たちがおじいさんのついた御餅が届くのを心待ちにしていることだろう。
A. 道具
1.臼
2.杵
3.蒸籠(せいろ)
4.窯
5.蒸し布
6.諸蓋(もろぶた、出来た餅を入れる木の箱)
7.バケツ
B. 材料
1.糯米 30キロ
2.片栗粉 4キロ
3.あんこ 5キロ
4.薪
C.準備
1.人集め(最低10人位)
2.糯米は2日前から水につけておく
3.会場設営
4.日本酒、飲み物、つまみなどの用意
5.お餅のお持ち帰り用パックの用意
では、餅つきの様子を動画でご覧ください!
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今年は春にこのホームページを立ち上げたお陰で、人生をPlaybackすることができ、有難く思っています。ご協力いただいた安藤様、冨田様、川渕様には心より感謝申し上げます。そして、読者の皆様、有難うございました!
では、皆様どうぞよいお年をお迎えください。2022年が佳き年となりますようお祈り申し上げます。私も一日一日を大切に、残る人生をしっかり生きて行きたいと願っております。
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Comment from 奈良坂純子
時間 2022年1月20日 10:56 PM
わあ~~~涙が出そうになる程懐かしい風景。今から60年前、年末になるとあちらこちらの家からぺったんぺったんと、
父と母の掛け声に合わせた餅つきの力強い音が聞こえてくる。リズムが狂って母の手を打ち付けたりはしまいかと最後までドキドキしながら観ていたものです。つきたての餅のなんと美味しかったこと。遠い過去の風物詩が今も健在なんて夢ではないかしら。心和む素敵な画像有難うございます。