母のレシピ㉜ バニラキッフェルン(Almond Cookies)
断食明けを前に各家庭ではクッキーをたくさん用意することを思い出し、私もクッキーを焼いてみた。母のレシピの中でバニラキッフェルンが美味しそう。ところでキッフェルンってどういう意味? Googleで調べてみたら、ドイツ語で三日月という意味で、オスマントルコの歴史に関係があるそうだ。実はクロワッサンもそうらしい。ヨーロッパのお菓子がイスラームの影響を受けているとは驚いた。ラマダーン明けに三日月クッキーは如何?
材料 小指大が約2~30個
- アーモンドの粉 50g
- 片栗粉 50g
- 小麦粉 50g
- 粉砂糖 25g
- 塩 少々
- バター 75g
- バニラ 少々
- まぶし用粉砂糖
- 好みでシナモン
作り方
- アーモンドの粉、片栗粉、小麦粉,粉砂糖、塩を2度ふるいにかける。
- 室温にもどしたバターをボールに入れ木杓子でクリーム状になるまでねる。バニラを加える。
- ふるった1を3回に分けて2のなかに入れる。
- 馴染んだらひとまとめにする。始めは粉っぽいがしっとりとしてくる。温度が高い季節にはバターが溶けてくるので手早くすること。
- 棒状にしてころがしながら、2~30個位に切って、小指位の拍子切りにする。
- 少し間隔をあけて、鉄板に並べる。170度で約15分焼き、少し色がついたところで取り出す。
- 熱いうちに粉砂糖をまぶし、テーブルに出す時にもう一度まぶすとよい。好みでシナモンをかけても美味しい。
①キッフェルンはうまく三日月の形が作れなかった。思い出と共にひと一息!
②ロンドンで求めたAynsleyの小皿
③イスタンブールで求めたデミタスカップ(ソーサーにHafiz Mustafa 1864 Istanbul とある)