このたび『マレーシア凛凛』と題するマレーシア紹介のエッセイ集が「めこん」より出版されることになりました。Mikiko Talks on Malaysia に綴ってきた百編以上のエッセイのうち70編を選んで編集したものです。目次は次の通りです。

プロローグ-「平和なマレーシア」という愛唱歌を持つ国家

第1章 民族それぞれの暦の中で
 1 イスラーム暦
 2 中国農暦
 3 ヒンドゥー暦
 4 キリスト教暦
 5 仏教暦
 6 日本人の暦

第2章 多民族社会の風景
 1 心地よさ
 2 マレーシア社会にいろは
 3 人と人のつながり
 4 イスラーム的社会
 5 いきいき!家族・共同体
 6 ここは日本にあらず

第3章 マレーシアという「国」
 1 若い国
 2 国のかたち
 3 マイノリティーの奮闘
 4 多民族社会の政治
 5 米国同時多発テロへの対応

第4章 南国の自然・風物
 1 二つの季節
 2 自然を謳う
 3 熱帯のフルーツ

第5章 マレーシアと日本
 1 昔のはなし
 2 マレーシアの親日家たち
 3 戦後のこと

第6章 文化交流の現場から
 1 日本語教育
 2 文化交流

エピローグ- さようならマレーシア

 定価は1800円+税、5月下旬に発行の予定です。購入はめこんに直接申し込むこともできます。めこん  http://www.mekong-publishing.com

 友人にご紹介いただいたり、最寄りの公立図書館等で購入希望を出していただくなど、Mikiko のマレーシア紹介を応援していただければ幸いです。

 なお、本書に含めることのできなかった家族や日本に関するエッセイ11編は「アフリカの果てに散った、ある企業戦士」と題して小冊子にしました。ご希望の方は400円分の切手を添えて、780-0925 高知市西町46 伴 久子宛にお申し込み下さい。

 十年間過ごしたマレーシアを今日離れます。東京で再出発することになりました。皆様、ありがとうございました。