三角の和菓子が輪抜け祭に食べる「水無月年々



 昨日は夏越の大祓ー輪抜け祭だった。年々この日の重みが増す。今年も半年無事に過ごすことができた。ありがとう! 残る半年も元気に過ごせますように!

 昼過ぎ、研子さんが「水無月」という和菓子を届けてくださった。

「輪抜けさまに食べるものなんですって・・・」
「へぇ、知らなかったわ。ごちそうさまです」

 ネットで「水無月」を検索してみた。三角の形はかつて宮中で暑気祓いとして食べられていた氷室の「氷」を模していて、小豆は邪気払いなのだそうだ。和菓子は美しいばかりでなく、季節を取り入れ、材料にも謂れがある。正月の花びら餅、桃の節句の桜餅、端午の節句の柏餅、春のお彼岸のぼたもち、秋のお彼岸のおはぎ・・・そして夏越の祓の水無月などなど。改めて和菓子文化の豊かさ、素晴らしさに気付かされた。






 夕食後、鏡川の天神橋を渡って潮江天満宮へ「祓い清め」に行って来た。たくさんの人、人、人・・・。東京のラッシュアワーのような混み方だ。特に若者が多く、家族連れがちらほら、私のような年寄りはほとんどいない。年寄りは早い時間に来るのだろうか。これまでよさこい祭り以外でこんなに多くの若者が集まっているのを見たことがない。

 若者のファッションが目についた。男も女も耳輪や鼻輪をしている人が多い。流行っているのね。グループでワイワイ楽しそうに百以上もある出店に群がっている。思わず「あんたらぁ、何しに来たがー?」と言いたくなったが、すぐに言い直した。「よう、お参りに来てくれたねえ!」と。

 今まで気づかなかったが、今年は外国人の姿も目についた。スカーフを被ったインドネシアの女の子たち、コカ・コーラを販売する白人の女性、シシカバーブを売る中東の男性・・・。

 輪抜けさま(+出店)は大繁盛。市内の他の神社も同様に賑わっていたに違いない。衰退している地方都市の隠れたエネルギーに圧倒された夜だった。


天神橋を渡って、板垣退助の生誕地がある天神橋通りは七夕を迎えていた

その先の大橋通ではよさこい祭りの練習が始まっていた



リンク:
❤ 「声ひろば」に載った投稿「夏越の祓」(Bosom friend)