母のレシピ⑰ オレンジババロア
プリンより高級感のあるババロア、ムースとの違いが知りたくて作ってみました。このレシピは母が北京で日本大使館の朝海夫人に教わったもの。大人のデザートです!
材料(直径18センチドーナツ型 8人分)
- ゼラチン 大さじ1
- オレンジジュース 1カップ (オレンジ3、4個)
- ミルク 1カップ
- 卵黄 4個
- 砂糖 50g
- 生クリーム 100cc
- コアントロー 大さじ1
- レモン汁 大さじ3
- レモン皮、オレンジ皮
作り方
- オレンジジュースにゼラチンを振り入れ、かき回し暫くおく。湯煎または電子レンジ(約30秒)にかけて溶かす。
- ミルクを暖める。
- 鍋に黄卵と砂糖を入れ、マヨネーズのような状態になるまでよく攪拌する。2のミルクを加え木べらで丁寧にかきまわす。
- 3を弱火にかけどろりとなるまで絶えずかきまぜる。表面からかすかに湯気が立ってきたら火からおろす。沸騰させてはいけない。
- 4に1の溶かしたゼラチンを入れ、裏漉しにかける。
- コアントロー、レモン汁、皮を加え氷を入れたボールの中で冷やす。
- その間に生クリームを8分通り泡立てる。
- 6と7とが同じなめらかさになった時をみはからって、生クリームを6の中に入れてよく混ぜ合わせる。水(油)で濡らしたリングの容器に入れ、固まるまで冷蔵庫に入れておく。
- 固まったら容器のまわりにナイフをいれ、ぬるま湯につけて暖め、濡らした平らな皿の上に返す。両手で皿と容器をしっかりもって2.3回上下にふってはずす。もう一度冷蔵庫に入れる。
- オレンジジュース(オレンジ2個)にコアントローかブランデーを少々加えたシロップをかける。
☘必要な器具
ドーナツ型容器、計量カップ、絞り器、おろし器、小鍋(ミルクを沸かす)、中鍋、ミキサー、木べら、ゴムべら、裏ごし器、ボール(生クリーム泡立てる)、ボール大(氷水で鍋のクリームを冷やす)
ババロアとムースの違い
見た目や食感など両者の違いは区別がつきにくいが、元々の違いはゼラチンが入っているかどうかだそうだ。しかし、今は様々な作り方があるので、一概には言えない。(母のレシピには両方ともゼラチンを使っている。)
ムースはフランス語で「泡」という意味で、卵白や生クリームを泡立て冷やして自然に固めたもの。ババロアはドイツの名前に由来している。卵や牛乳、生クリームをゼラチンで固めたもの。
★カップに入れて冷やしました。トッピングは金木犀ではなく、オレンジの皮です!(2022年秋)
★香りを楽しみながら金木犀の花で遊びました